キャリアコンサルタントブログ

外資系企業への転職やMBAホルダーの方の転職など、主にバイリンガルの方を中心に転職・就職サポートを行っている「beoキャリア」のキャリア・コンサルタントによるブログです。

beoキャリア

  • お問い合わせ
  • 転職サポート申込み
  • イベント情報
  • beo 10周年記念スペシャルコンテンツ

Category

経験者の語る留学生の就職活動 ~第2回~

週末、イケアデビューしました。お昼前にお店に着いたのですが、休日だからか、引越しシーズンだからか、人がたくさん!特に子供連れの家族が多くて、まるでテーマパークに来たかのような賑わいでした。留学時代を思い出すキッチンのモデルルーム、改装の施しようがない賃貸に住む私はただ眺めるだけでしたが、でも眺めているだけでも妄想は膨らみました。カフェはなんだかヨーロッパのFood Court(Canteen)のよう。最後の食料品コーナーで、雑貨より多くの買い物をしてしまいました。ヨーロッパの生活が懐かしくなりました。beoキャリアの藤井です♪

さて、計4回シリーズにてお届けしている「留学生の就職活動」、私自身の留学経験、就職活動、卒業、帰国し日本企業に入社して・・・のエピソードを紹介しています。

第1回目から読みたい方は、こちらからどうぞ。

**********

第2回:イギリスの大学で今後の方向性に悩む。イギリスで働く or 日本で働く?! イギリス大学1~3年次編

**********

Q.1 イギリスの大学での専攻は何故ゆえにChinese Studies?

A.1 将来海外と関わる仕事がしたかったので、日本の大学に行くなら国際関係学部に進みたいなと思っていました。それで、イギリスの大学だったら英訳したらInternational Relationsだべっ!とこれをキーワードに探していたのですが、イギリスの専攻はPolitics、Economicsなどと細分化されていて、深く学問を追求していくのですが、Single HonourでPoliticsやEconomicsを専攻するほどの興味がなかったのと、上記の専攻でついていく為のネイティブレベルの英語力が自分には備わっていないと分かっていたので、イギリスの大学に進学したら絶対ネイティブに負けない武器で武装したいと思っていました。そんな私にインターナショナルスクールの校長先生が薦めてくれたのは、Chinese Studies(中国研究)という専攻。初めは、何でアジア人の私が?と戸惑ったのですが、Prospectusを読んでいくうちに、私は隣国の中国について何も知らないこと、そしてヨーロッパから見た中国がどう見えるか勉強したい、と興味が芽生えました。おまけで私の背中を押してくれたのは、イギリスの大学でChinese Studiesを専攻すると、1年次の単位を取得したら留学生でも2年次で交換留学できること、私は16歳まで日本の教育を受けているので漢字能力が高いからイギリス人にも負けない自信があることでした。このおまけともいえる私の秘かな目論見はしかし、非常に貴重な着眼点で私のキャリアに大きな影響を与えることとなりました!

Q.2 中国に留学して失敗した反省点があったそうですが?

語学面で、これまで英語とスペイン語を向上させる良い環境に恵まれていた私ですが、中国に行って初めて躓きました。日本語と英語が堪能であることで、私は無理にでも中国語を話すという習慣から逃げてしまったのでした。一度日本人と日本語、西洋人と英語で話してしまうと、留学生同士でも中国語で話すことが億劫になってしまい、私の中国語は1年間で思うように伸びませんでした。但し基礎の発音は身についていたことと、その後3年次にイギリスに戻った後中国語圏の友達が増えて、結果的にそこで伸びましたが、あの時日本人とどうしても中国語で話すのが恥ずかしかった・・・私がbeoカレッジの受講を皆さんに勧める理由のひとつには、私が苦労した日本人同士で外国語を話す羞恥心をなくす訓練ができるから、というのも実はあります。

Q.3 中国に留学しての1番の収穫は?

A.3 西洋だけでなくアジアの双方の観点から物を見ることができるようになったことです。私がそれまで留学したオーストラリア、スペイン、イギリスで知り合った多くの日本人は西洋文化を崇拝気味でした。まあ興味がないところにわざわざ留学しないのでこれは当たり前なのですけど。しかし、中国で知り合った日本人は、びっくりするほどアンチ英語、アジア崇拝気味がマジョリティだったのです。個々の価値観をどうこう言うことはできませんが、私は西洋か東洋、どちらかを崇拝しどちらかを見下す、そんな偏った価値観ってもったいないなって思ったのです。西洋にも東洋にもどちらにも良い部分や自分とは合わない部分がある。でも片方だけに通じていたら多角的に物事を捉えることなどできない。私が留学して将来活かしたいことは、海外と日本の架け橋になること、だからイギリスの大学に所属しながら中国に留学して良かったと思っています。

Q.4 イギリスで就職を考えていましたか?

A.4 海外で働くってカッコいい!イギリスで働きたい!多くの留学生が1度は憧れると思われるこの発想、勿論私にもありました。ただ私が自分の身の程を分かっていたことには、自分の英語や思想は、イギリス人化していなかったことです。自分の英語は上級レベルだけどネイティブではない、振る舞いとかイギリス文化はかなり吸収していたけど、私はやっぱり日本人、そんな立ち位置だったので、いかに日本人として自分がイギリス市場に売れるか!がテーマでした。

Q.5 イギリス就職を目指さずに結果的に日本就職を目指した経緯は?

A.5 大学のCareers Serviceで開催される就職セミナーに参加しても、あからさまに、あなたは不利だねなどとは言いはしませんが、でもイギリス人(EU圏内)で私と同様のスキルを持つCandidateがいたらそちらを優先するというのは明らかでした。そして私が上記で書いている通り、海外と日本の架け橋になる仕事について考えると、日本に帰国して新卒として就職することのほうが私には賢明だという結論に至りました。ちなみに中国での就職も考えていましたが、特に10年前の当時は現地採用で働く給料は日本企業からの駐在社員と大違いという事実がありました。将来に活きる経験を積めるなら給料が全てでないとあえて突っ張ってみた時期もありましたが、現地でOKライフを過ごせても、日本に一時帰国する資金がないとかいうのは正直辛いと思い、晴れて7年ぶりに日本に帰国、海外大学卒業生として日本で就職活動するぞーと心に決めた大学3年生の終わり、23歳の夏でした!

**********

・・・第2回はここまでです。私はそれほど先見の明はないですが、英語+中国語を習得し帰国した2001年は中国ビジネスがドカーンと大きく飛躍していた年、お前がこんなになっちゃってスペインに連れてって申し訳ないと今でも私に謝る父親(それってどういう意味じゃ!)も、お前のこの読みだけは当たりだったなと評価してくれます。勿論1997年に大学に入学したときに4年後の世界情勢を見越して専攻を決めたわけじゃなかったんですけどね。

第3回では、イギリス大学最終学年、卒論と並行して進めた就職活動について話していきます。お楽しみに☆

 

 

 

 

 

 

 

Newer : 経験者の語る留学生の就職活動 ~第3回~

Older  : 経験者の語る留学生の就職活動 ~第1回~